ビタミンE

化学名:トコフェロール

ビタミンEは、植物油に多く存在するほか、アーモンドなどのナッツ類、
豆類、緑葉野菜、牛肉、豚肉、魚類、レーバー、ベーコンなど、比較的多くの
食品に含まれます。

●生理作用
抗酸化作用/他のビタミンや脂質(特にリノール酸・EPA・DHAなどの多価不飽和脂肪酸)の酸化を防ぐ
生殖機能を高める/血行促進/筋肉・神経・心血管系などの生体膜を安定化させる

ビタミンEは、「老化予防ビタミン」と呼ばれており、抗酸化作用に優れたビタミンです。

肝臓、脂肪組織、筋肉などに貯蔵されます。脂溶性ビタミンでありながら、排泄が認められ、
しかも肝臓を除く貯蔵部位においては一定量に達するとそれ以上にならりません。

利用例

「スキンケア製品、化粧品、サンスクリーン剤(日焼け止め)」
目的:保湿効果、酸化的ダメージの修復・防御、皮膚をなめらかにする、過酸化脂質の抑制
抗炎症作用、傷の治療を助ける、細胞膜の保護、組織中のビタミンAの分解を抑える。